投資ネコの素人投資ブログ

個人兼業つまり素人。投資に対するアドバイスは行っていません。

20時間でサクッと初心者になる為のコツ

お題「#新生活が捗る逸品」

どこにも行けない連休

4都府県に緊急事態宣言が発令されて、ゴールデンウィークは再びステイホーム週間となりました。私は元々インドア派なので、積まれたアニメ、映画、漫画、ゲームを消費するだけで、1ヶ月は余裕で引き篭もれる自信があります。でも、今は子どもの相手もありますし、出来れば普段中々出来ない読書に使いたいなとも思って、隙間時間で積まれた専門書に手を伸ばして、読んでるうちに眠りについたりしています。

連休はまとまった時間を作りやすいので、新しいスキルを身に付けるにはいい機会だとも思います。今回は、未経験者から初心者になる為のコツのようなものについて、自分なりに心がけている事を文章化してみたいと思います。

未経験者の壁ーそもそも、何をするべきか?ー

未経験者から初心者になるには「壁」が存在します。壁とは、未経験者はそもそも何から始めるべきか見当がつかないという事です。

例えば、生まれて初めて料理をしようと思って、まずはカレーを作りたいと思ったとします。材料を集めようとスーパーに行きます。カレー・ルーというものがあるという事は、何となく知っていたので、売場を見てみるとカレー・ルーだけでも何十種類も置いてあります。どうやって選べばいいのでしょうか?カレー・ルーの隣にカレー粉も陳列してあります。これはカレー・ルーとは違うのでしょうか?とりあえず、直感でカレー・ルーを選んでパッケージの裏に作り方が書いてあることに気付きます。人参と、じゃがいもと玉ねぎ、そしてお肉が必要なようです。そこで、肉のコーナーに行くと牛肉のコーナーにも豚肉のコーナーにも「カレー・シチュー用」と書かれた肉が売っています。これはどちらを選ぶと良いのでしょう?

カレーを作った事がある人からしたら、これらは些細なポイントだと分かります。材料は好みで選べばよいし、選んだ食材で何となくどんな味になるかも想像できます。でも、全くの未経験者はそれすら分からないので、はじめの一歩を踏み出す前に疲れ果ててしまいます。そして、何も成果を得られないまま(上の例だと、いつまでもカレーは出来ないまま)時間だけが過ぎていき、やがて自己嫌悪に襲われます。

とりあえず、ちょっとだけ、やってみる

逆説的ですが、その学習が自分にとって有益なのか?自分に向いているのか?は、学習してみないと分かりません。ここに学びというものの難しさがあると思います。一説によると人間1つのスキルを習得するのに10000時間掛かるとか言われています。10000時間は、1日10時間スキルの習得に使って毎日頑張って丸3年間掛かるだけの時間です。しかし、これではあまりにも苦労が大き過ぎます。もし、その学習が役に立たなかった時のダメージが大き過ぎます。

でも、あるスキルを極めるまでいかなくても、未経験者が初心者レベルになるのには20時間掛ければ良いとも言われています。以下、私が大好きなTEDプレゼンですが、あらゆる事を20時間でサクッと学ぶことの面白さをユーモアたっぷりに伝えています。私はこのプレゼンを知ってから、新しい事を始める敷居が随分と下がってやりやすくなりました。

最初の20時間 — あらゆることをサクッと学ぶ方法

youtu.be

 上記のプレゼンにもあるように、20時間だけだと割り切って、とりあえず、やってみる事が重要です。失敗しても、2-3 日分の時間ですみます。

 サクッとはじめる時の進め方

私は、経験上、全く自分が未経験のものを初める時は、以下のような流れではじめてみます。

  • 興味を持った事を、とりあえず学習リストに入れる
  • 時間が出来たら学習リストにあるものを、上から順にさくっと調査する
  • 調査の上でさらに興味があるものは、無料のテキストや動画で1時間〜3時間位学習してみる
  • まだもの足りなかったら、有料のテキスト(書籍)や学習動画を探す。(詳しそうな人にもお勧めの勉強方法を聞いてみるのも有効)
  • 有料の学習動画やテキスト(書籍)で勉強してみる。

上記のリストを、時間にして20時間以内、コストとして5000円以内を目安に実行するように心掛けています。その上で更に、学習の時間とコストを掛けるべきかどうかを判断するようにしています。経験上、20時間までやると  9割方の物事は満足する(あるいは向いていない・自分の役に立たない)ので、そこで学習を辞めました。こうして収集した知識やスキルの断片が、仕事や投資に役立ったりします。少なくとも、人と雑談するときのネタになります(特に失敗談はよいネタになります)

サクッと始めるのなら無料教材

今はあらゆる教育コンテンツがWeb上で充実していて、あらゆる事がWebで学べる始められる時代です。特にYoutubeは量が圧倒的に多く、中には質が高いものも存在します。一先ず、無料で始めるのであれば、YouTubeで十分でしょう。英会話、プログラミング、投資、など、無料の教材に溢れています。Youtuberの収益は、広告から上げられるので、良心的なコンテンツもあります。英会話を例に挙げると、「ニック式英会話」など、これ無料でいいのかな?っと思ってしまうくらい、良質なコンテンツだと思っています。

www.youtube.com

ただ、無料のコンテンツは玉石混合です。宣伝が主な目的で肝心な中身について説明が全くなく、高額なセミナーや教材セットに誘導してくるケースもあります。高額なセミナーや教材も魅力的に思えるコンテンツがない訳ではないですが、私には予算と時間の制約があるので、こういった教育商材は基本無視するようにしています。

一歩踏み込みたいのなら有料教材をやってみる

オンライン動画や書籍などの有料教材は、多くの人の目を通して流通しているので、比較的まともな内容である確率が高いです。こういう回りくどい言い方をするのは、まともでない書籍や教材にも当たった事がある為です。でも、予算を決めているので、散財しても5,000円以内に収まるようになっています。

私は、有料のオンライン動画は、オンライン講座の Udemy で探してみます。Udemy はシリコンバレー初のオンライン学習プラットフォームです。IT系の講座に強いという印象を持っていますが、ビジネススキルや音楽制作の講座もあったりします。

 私も4、5年前に、ビックデータや機械学習がブームになった際に、以下のような講座を受講して、サクッと20時間以内で「初心者」になりました。

【世界で5万人が受講】実践 Python データサイエンス・オンライン講座

Udemy の良いところは、動画ということもあって、未経験者がつまづきやすいポイントがフォローされている点です。さっきの、カレーで例えると、講師がカレーを作っている様子をそのまま見せてくれるので、講師がやっているのと同じように手順を踏めば、やっている事の意味は分からなくても、とりあえず作る事が出来ます。動画の再生スピードも変えられるので、不必要なパートは飛ばし、分からない点は繰り返し見返す事ができます。これは対面コースだと出来ないポイントです。また、Udemy はたまにセールをやっていて、セール時は1講座 2,000 円 〜 5,000 円 程度で受講できます。

このように動画による学習は、とりあえず最初の壁を乗り越えるのには適していると思います。一方、初心者から中級者を目指すのには、動画だと効率が悪いとも思っています。カレーの基本的な作り方を覚えたら、あとはテキストでレシピを見た方が手っ取り早いと思うのですが、似たような事が言えると思います。中級以上を目指す場合は、書籍などの有料テキストをお薦めします。

仕事ではじめる機械学習 第2版

仕事ではじめる機械学習 第2版

 

 まとめ

知識・スキルを身に付けるための、個人的に心がけている事を書いてみました。ポイントは、制限時間(20時間)と予算を決めて、とりあえずやってみるです。

自分への投資は、金融投資と違って目減りはしません。知識・スキルは身を助け、人生の可能性を広げます。これは心からそう思います。

この記事が、GW に暇を持て余しつつも、何をやっていいか迷っている人のお役に立てば幸いです。

生活様式が変わったので、キャッシュレス決済を見直した話

お題「#新生活が捗る逸品」

キャッシュレス、覚えてますか?

こんにちは。今回はキャッシュレス決済とそれに付随するポイントサービスについて書いてみたいと思います。

キャッシュレスが一時期話題になり、多くの人が利用をしている現在ですが、 一方で、意外にキャッシュレス決済を使わずに、支払いを現金メインでやっている人って、まだまだ多いという印象です。

私は、出来るだけキャッシュレスで決済しようと努力しています。それは、現金で支払うよりも、キャッシュレスの方がポイントの還元があるからです。キャッシュレス決済によるポイントの還元は、資産運用のような損失を抱えるリスクも無く、一度仕組みを作ってしまえば、日々の生活の中で勝手に溜まっていく点も気に入ってます。

実はここ最近、生活パターンが変わった事で、これまでのポイント運用を見直そうと思う機会がありまして、改めてキャッシュレス決済も選択について色々と考えてみたので、備忘録も兼ねて公開記事にしたいと思います。

目次

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自分の生活パターンに則したキャッシュレスを選ぶ

キャッシュレス生活を始めるに当たって、まず壁となるのは、ズバリ選択肢の多さです。ざっと種類を挙げるだけでも、これだけあります。

実際に知人から、「数が多過ぎてどれを選択して良いか分からない、、、」という声を多く耳にしました。

これに対する私なりのアンサーは、「とりあえず、自分の生活圏にあるお店やサービスが提携している決済手段を使ってみる」です。

例えば、イオンによく行くのであれば、WAON を、イトー・ヨーカ堂セブンイレブンをメインで使うのであれば nanaco を選択するといった具合です。小売店が発行している電子マネーは、発行しているお店で使うと購入代金に応じてポイント還元が受けられる事が多いです。また、提携しているクレジットカードからチャージをする事で、クレジットカードの引き落とし時にも、金額に応じた還元を受けられます。クレジットカードの引き落とし額の還元は  0.5% に設定している所が多く、電子マネー+クレジットカードの還元を合わせる事で、より多くの還元を受けれるようになっていたりします。

完全な自給自足をしていない限り、普段生活しているだけで、お金の支払いは必ず発生すると思うので、どうせ支払うならポイント還元のあるキャッシュレスの方がお得なので、出来るだけキャッシュレスにまとめようというモチベーションが湧きます。

ポイントの使いやすさを意識する

ポイントの貯まり易さ(お得度)について説明をしましたが、それと同じ位、ポイントの利用のし易さも重要だと思います。せっかく貯めたポイントも使えなければ、何の為に一生懸命貯めたのか分からなくなります。

これも自分の生活パターンに則したキャッシュレスを選択する事で使い勝手の良い方法を選ぶ事が出来ます。

 ここで私の経験をお話しすると、私は長年、ビックカメラSuica ビューカードを愛用してきました。これはSuicaと一体化したクレジットカードで、使用するとJREポイントが貯まります。JREポイントは、1ポイント1円として、Suicaにチャージ出来ます。Suicaの利用の幅は非常に広いです。鉄道や交通機関以外にも大手コンビニエンスストアやスーパーなど、スイカ決済に対応しています。私はこの貯まったポイントを割とどこでも使える点が気に入ってました。(なお、ポイントを航空会社のマイルに換える事が最も還元率の高いポイントの利用方法の1つなのですが、これは個人的に魅力を感じないので実践していません)

 しかし、新型コロナが流行し、電車に乗る機会が減り、代わりにネットや近所のスーパーでの買い物が増えるようになると、ポイント還元の面でビックカメラSuica ビューカードが最適と言えなくなってきました。

 試行錯誤がありつつ、現在は、いくつかのキャッシュレス決済を組み合わせて使う所に落ち着きつつあります。

これらは、現在の自分の生活スタイルで自然とポイントを貯められて、かつ貯まったポイントを無理せず消費出来る組み合わせでこうなりました。この中でも楽天ポイントは、今まで魅力を感じながらも使ってこなかったのですが、楽天Payおよび楽天キャッシュにより、利用できる店舗が増えた事でグッと魅力的になりました。ビックカメラSuica ビューカードモバイルSuicaに登録し、電車やJRの駅中を利用する際には、積極的に活用しています。

ポイントに振り回されない

ポイント活用を考える上で、もう一つ大事にしているのは、お得なポイントを追い過ぎないという事です。ポイントの仕組みは、かなり複雑な仕組みになっています。上手く活用すれば、より有利なポイント還元を狙えますが、逆に理解することにコストが掛るとも言えます。また、ポイントがたくさん貯まるからという理由で買い物をするなど、本末転倒な結果になりかねません。

あくまでも、普段の生活の中の支払いで自然と貯まるように仕組みを作って、あまり仕組みを変えない事が無理なく続けるコツだと思います。情報収集としては、ポイントアプリを登録しておくと、お得なキャンペーン情報が掲載されるので、気になるものがあれば、それを抑える程度にしておけば良いと思います。

セキュリティに関する一工夫

キャッシュレスを活用する上で、セキュリティが不安という意見も耳にします。私は個人的に以下のようにセキュリティ対策を強化しています。

  • 使えるところは、 2要素認証を有効化する
  • クレジットカードは3Dセキュアを有効化する
  • アプリに対しては指紋認証(Touch ID)を有効化する
  • 利用出来る金額を必要な金額に抑える(上限金額を上げ過ぎない)
  • 各サービスのカスタマーセンターの連絡先をメモしておく
  • 給与が振り込まれるメイン口座とカードやスマホ決済の支払い用の口座を別々にする

観点としては、カードやスマホを落としたりアプリ側に不具合があったとしても、被害を最小限に留められるように、上記のような対策を行なっています。後、極力スマホにまとめてしまって、沢山のカードを持ち歩かなくてもいいようにしています。

まとめ

キャッシュレス決済とポイント還元について見てきました。改めて内容をまとめると、以下の通りです。

  • 現金よりもポイント還元のあるキャッシュレスをなるべく使う
  • 自分の生活パターン即したキャッシュレスを選ぶ
  • 貯まったポイントの使い易いさを意識する
  • ポイントに振り回されない

情報を追い過ぎず自然とポイントが貯まっていく仕組みを作れると、無理なく続けれると思います。ふとした瞬間にちょっとした額のポイントが貯まっていると続けるモチベーションにもなります。

この記事が、この春に新生活を始めた誰かのお役に立てれば幸いです。

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若者よ、無駄に資産運用をすること勿れ

新卒の新入社員が入社してくる時期になりました。皆様、ご入社おめでとうございます。皆さんキラキラした目をしていて、おじさんは正直ちょっと胸が痛いです。

 

そんなキラキラした若者達とチャットしていて気になる事がありました。それは、

 

「友達が資産運用を始めていて、僕/私も何かやらなきゃと思うのですが、何から始めたら良いでしょうか?」

 

と真面目に質問してくる事です。最近の若者のリテラシーと資産形成への意識の高さに、おじさんは驚くばかりです。(褒めています。自分が新入社員の頃はそんな事全く考えていなかったです。)

 

そんな彼/彼女らの質問には、こちらの記事を読むことを、お薦めします。

まじで、初心者はこの記事だけ読めばOKって人が大半だと思います。

 

hayatoito.github.io

 

資産運用には興味があるけれど、めんどくさい事はやりたくないし、そもそも、何から始めて良いか分からない。という方にお薦めです。それ以外にも、投資を始めたけれど、なかなか思うように資産を増やせないという人にも、是非、上記の記事をご一読いただければと思います。

 

詳細は、実際の記事をお読みいただくとして、雑に概要を一言で説明すると、上記の記事ではインデックスファンドを積立で長期保有していくことを推奨しています。これは。長期で見たとき十分なリターンを期待出来ますし、税制上 iDeCo 確定拠出年金、NISA の非課税枠を利用する事は、個人にとても有利な事だと思います。

 

でもね、本当にインデックスの積立運用なんてコツコツ地味でつまらないと思う人は絶対にいると思います。世界には自分の知らない画期的な投資方法があって、一攫千金が狙えるのでは無いか?っと思う人もいると思います。というか、私は、こういう山っ気のある気持ち、とてもよく分かります。

 

確かに、天才的な投資家という人は存在します。僅かな元手から億り人になった人も存在します。 そういった人の武勇伝を聴くのは、大変興味深くはあるのですが、では、凡人である自分が生半可な知識と経験で彼らのように大きく投資で成功できるかと言えばそんな事はほぼありえ無いと思います。それは、少年野球のエースが、イチロー大谷翔平になれる確率は極めて低いという事と同じ理屈だと思います。非常に稀有でありユニークな存在だと思った方がいいと思います。素人が付け焼き刃で勝てる程投資は甘くありません。大勝ちするのは、優れた洞察力と緻密な分析力、豪運と人並外れた精神力が必要だと思います。私は何れも持ち合わせていないので、せめて市場平均くらいで資産が成長出来れば良いな思っています。

 

それよりは、投資に使う時間とお金は最小限にしながら、仕事に関するスキルや自分のやりたい事に時間とお金を投資した方が有意義な人が大半だと思うんですよね。特に社会人のはじめはキャリアの基礎を作る大切な時期なので、是非、自分自身への投資を惜しみなくした方が、後から後悔しないと思います。

 

ちなみに、投資が半端なく好き人もいて、投資そのものを楽しんでいるので、それはそれでOKなのだと思っています。また、これまでの話と矛盾してしまうのですが、私はインデックスの積立以外に少額ですが個別株投資も行なっています。これは一発当てたいというよりも、自分が良いと思った企業への投票活動として行なっています。こちらについては、別の機会に記事を書ければと思っています。

 

この記事が資産運用に関して焦りを感じている人に対して、何かヒントになれば幸いです。

 

夜の街からファミレスが消えた。

 

夜中にパソコンに向かう。

 

ほんの20年前、東京都内のデニーズは24時間営業で、コーヒーを一杯頼むとお代わりし放題でした。だから、飲み終わって終電がなくなり、夜中の1時頃に店に入り、フライドポテトとかほうれん草のソテーとか、安メニューを頼んで、あとはコーヒー一杯で、始発が動く時間まで、延々とくだらない話をすることが出来ました。

 

2021年から見ると、まるで、夢のような話です。

 

今は、24時間営業の店も少なくなりました。自分も歳を重ね、オールでファミレスに行きたいとも思えなくなりました。

 

ただ、あの頃の、夜中のファミレスのテンションで文書を書いてみたくなり、このブログはそんなモチベーションから立ち上げられています。

 

多分、 特に目新しさやキラキラした記事が並ぶことはないと思うけれど、深夜のファミレスで語られるような戯言だと思って、笑って見過ごして頂ければ幸いです。